薬剤師

【2025年】薬剤師の将来性が不安な薬学生へおすすめのキャリアプランを解説 今からできることとは?

薬剤師数は年々増加をみせ、2045年に需要と供給のバランスが逆転し、薬学生の就職難が問題とされています。

現在、薬学生だらか問題ないと思ってはいけません。今後のキャリアパスを考えないとあなたが薬剤師として未熟なまま仕事がなくなる未来も予想されます。

そうならないためにも若いうちに苦労をたくさんすることが、将来一人前になる一番の近道です。

Teitaka

この記事は薬学生や新人薬剤師向けの内容になっています。

自分の将来が不安、今のまま働いていてもいいのか悩んでいる、そんなことを解決に導くきっかけになることを祈っています。

臨床薬剤師として、経験を積みたければ、調剤薬局→総合病院→それぞれの道を進むことで一人前になれます。(※個人の意見です。)

薬学生の皆さん、将来のキャリアに対して不安を感じている方も多いのではないでしょうか。薬剤師としてのキャリアは多岐にわたる選択肢があり、その分、悩むことも多いかと思います。今回は、将来が不安な薬学生へ向けて、おすすめのキャリアプランと今からできることを詳しく解説します。

将来が不安な薬剤師のキャリアプランの立て方を解説 筆者の場合

調剤薬局薬剤師 新人1年目

患者さんと早いうちに投薬などの関りがあり、対外的なコミュニケーション能力が身につき、保険請求などの知識を学ぶことができます。

調剤薬局を選ぶポイントは、異動やヘルプが多い薬局が良いでしょう。様々な薬局スタッフや診療科を扱うことで一人前になれます。

また狭い薬局だと人間関係で悩むケースが後を経たないため、応援要員として他の店舗の内情も知ることで自分のことを守ることができます。

一年目に人間関係を拗らせると、今後に響くためよく考えましょう。

分包機などの機械は積極的に触れて慣れましょう。※薬局によっては、専任のスタッフしか扱えないようなところもあるので注意が必要です。

最近は、円盤型の分包機や遠心力を利用した軟膏混合機を使用しているところが多くなってきており、業務負担は少なくなりますがそれに慣れると応援する時に投薬メインになってしまい勉強できる機会を損失してしまいます。

ブイマスや手動軟膏混合

店舗数が多い

ヘルプも可能

病院薬剤師 2年目→4-5年間

薬剤師としての臨床経験を積むためには、病院薬剤師になるのが一番の近道です

病院では、調剤部門(外来、注射)、病棟部門に分かれており、病棟部門には一通り薬剤師としての業務を網羅しなければ配属されることはないため高いハードルです。

調剤薬局で鍛えられたコミュニケーション能力と投薬スキルがあるため、スキルを活かし転職した病院の同期とにも差をつけることが出来ます。

夜勤は体力的に厳しい業務ですが、1人で責任を持って薬剤科・部を代表するので責任が得られます。

診療科の多い総合病院

夜勤あり

6年目以降その後は、自分のやりたい道へ進みます。

私の場合は、英語を習得したく海外への道へ進みました。

病院でそのまま係長や課長など役職付を目指すのも良いです

調剤薬局へ転職し即戦力として、ある程度の年収と勤務時間の融通をつくのでも良いです。

自分の中でやりたいことを探すのは難しいですが、薬学生のうちにインターンや実習で様々な人と出会い、旅行や遊びで刺激を受け自身の糧になるようにするとやりたいことが見つかります。

今からできることとは?

薬学生のうちにできること

アルバイトやインターン:実際に調剤薬局で働くことで、現場の雰囲気や業務内容を理解することができます。また薬剤師以外のジャンルのアルバイトをすることで知見が広がり、コミュニケーション能力を伸ばすことができます。

Teitaka

バイト経験がない薬剤師はコミュ力が低い方が多い!

服薬指導の練習:学校の模擬実習などを活用して、服薬指導のスキルを磨きましょう。

新人薬剤師ができること

病院見学:実際の病院を見学し、働いている薬剤師に話を聞くことで、現場のリアルな情報を得ることができます。

専門知識の習得:抗がん剤や特殊な治療法についての知識を深めるための勉強を始めましょう。

キャリアプランの立て方

自己分析

まず、自分自身の強みや興味、価値観を理解することが重要です。自己分析を通じて、自分に合ったキャリアパスを見つけましょう。

  • SWOT分析:自分の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析し、自己理解を深めましょう。
  • キャリアカウンセリング:大学のキャリアセンターなどで、専門のカウンセラーに相談してみましょう。

目標設定

具体的なキャリア目標を設定することで、目指すべき方向性が明確になります。短期目標と長期目標を設定し、それに向けて計画を立てましょう。

  • SMART目標:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性のある)、Time-bound(期限のある)目標を設定しましょう。
  • アクションプランの作成:目標達成に向けた具体的な行動計画を立てましょう。

実践とフィードバック

計画を実行に移し、その成果を定期的に評価しましょう。フィードバックを受けることで、改善点を見つけ、さらに成長することができます。

  • インターンシップ:実際の職場での経験を積むことで、実践的なスキルを身につけることができます。
  • メンターの活用:信頼できる先輩や上司に相談し、アドバイスをもらうことで、客観的な視点から自分を見直すことができます。

まとめ

将来が不安な薬学生の皆さんへ、薬剤師としての多様なキャリアパスと今からできる具体的な行動を紹介しました。自己分析と目標設定を行い、計画的にキャリアを積んでいくことで、不安を解消し、自分に合った道を見つけることができます。

皆さんのキャリアが充実したものになることを願っています。どんなに小さな一歩でも、未来の大きな成功へと繋がる道となるでしょう。

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Teitaka
薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者
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