薬剤師

【完全版】薬剤師転職ロードマップ、初めての転職の準備は何から始める?

薬剤師にとって転職は、他の職種と違って一般的なものです。しかし、初めての転職となるとどのように行動すればいいのかわからず、同じ職場の人には相談もできないため不安になります。

このまま同じ職場で働いていてもいいのか、これから転職しても自分を必要とされるところがあるのか気になるところ、毎日悩んでいるあなたにこの記事を読んでください。

Teitaka

初めての転職の仕方をわかりやすく解説するよ!

転職をする多くの理由は、人間関係と給与です。人間関係はガチャ要素が強いですが、給与はある程度までは簡単に増やすことができます。

転職で年収をアップさせる人の特徴は、前職を自分で選んだ人です。それは自分の価値をわかっておらず、給与の交渉を行なっていなかったためです。

新卒で転職エージェントを使っている人はあまりいないため、転職エージェントを利用することにより、年収100万円以上プラスになることも容易となります。

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失敗させない転職までのロードマップ

薬剤師の働く環境や労働条件の比較で自分の立ち位置を理解

薬剤師として、働く環境は主に3種類あります。保険調剤薬局、病院、企業です。

どのような職務内容か簡単に比較したものがこちらです。

調剤薬局病院企業
給与
(就職後→数年後)
高い→上がりにくい低い→上がる高い→高い
労働時間残業多い定時、夜勤あり定時
仕事内容対人業務医療スタッフとのチーム医療ノルマ
薬剤師3大職種のイメージ

自分がいる分野と他の分野の違いがわかることにより、今のままで良いのか変えるべきなのか少し考えてみましょう。

Teitaka

私は調剤薬局から総合病院へ転職をしたときは、働き方や他の職種の方との関わりが違うことにも驚いたし、単純に同期がたくさんいて楽しかったです。

薬剤師のキャリアアップ術で将来を見据えた計画を立てる

薬剤師としてのキャリアにはどのようなものがあるのでしょうか?

病院保険調剤薬局
新卒・一般薬剤師薬剤師
1-3年目担当薬剤師(ケモ、TDM)管理薬剤師
2-5年目病棟担当薬剤師薬局長
5-10年目係長エリアマネージャー
10年以上課長本部員
キャリアプロセス 一例

病院で働く薬剤師は、業務のリーダーや係長、課長などしっかりと役職があります。病院薬剤師といえば、病棟での薬剤師業務が主になってきます。場所によっては当直もあります。

新卒で入ってから役職者ま昇格するには、通常10年以上のキャリアが必要です。

保険薬局では、役職はあまりありませんが薬局長や管理薬剤師という役割があります。スタッフが少ない薬局では1-2年で薬局長を任される可能性があるため、経験を積みたい人にとっては良い選択肢ですが、知識も経験も少ないままで役職を上げるには少し無責任な面もあります。

そして、各エリアを管理するエリアマネージャーになり、本部で働くというのが保険薬局でのキャリアです。

未来の計画へ向けて、現在のキャリアの棚卸を行おう

今現在どのような業務をしているのか書き留めておきましょう。

いざ就活をする時に過去のことを考えるのは難しいのでまずは現状を書き出すことにより正確な内容を記録でき、将来転職の際にも思い出しやすくなるため、役に立ちます。

以下に例を記載します、達成したことや実績などを記録しておきましょう。

かかりつけ薬剤師 10人獲得(1年間で)

月間投薬件数 1位

在宅獲得件数

認定薬剤師取得

今のキャリアでは転職が難しい場合は、仕事のモチベーションを見つめ直そう

今の職場について考えてみましょう。

やりがいがあるのか、このまま働いていて不満もなく続けることができるか考えましょう。

仕事のモチベーションは、給与だけでしょうか?仕事の辞める原因の一位は職場環境です。

入社する際に、給与面の話はあるはずなので、仕事をする中でやる気がなくなる原因は、働いている環境にあります。

仕事の報酬は次の仕事

これは大原則です。

しかし、薬剤師業務でも同じようなことは一概にはいえません。

処方箋受付→調剤(疑義照会)→投薬→記録
(発注、医薬品情報のアップデート)

この繰り返しです。

キャリアを築く以外薬局の中から動くことはできないため、職場環境が自分のモチベーションになるでしょう。

キャリアを築くためには、自分が行っている仕事を上司にアピールする必要があります。

保険のための転職サイト活用術、仕事がツラくなる前に知るべきこと

しんどい薬剤師業務の中で本当につらくなって転職活動ができなくなる前に転職サイトに登録しましょう。

転職することにより、前よりも好条件で就職できる可能性もあるのでぜひ役立ててください。

仕事を辞めたいと思っても、体がしんどくで何もできない、そんな状態を防ぐためにも今からでも転職について情報収集をしましょう。

薬剤師全員が感じている仕事を辞めたい瞬間、辞めるべき薬局の特徴を今の職場と比べてみよう

転職をする際に、”まだ人員がいないから辞められない”、”上司に次の人が決まるまで止められている”、そんな状態の人はいませんか?

仕事を辞めるのに他人の状況をかまう必要はありません、お世話になったところだからしっかりと後任が決まってからやめるのは立派なことです。

しかし、基本的に薬剤師は真面目な人が多いのも事実、いきなり辞めてしまっても1カ月ほどは大変でしょう、しかし、大きなグループともなると応援や異動などやりようはいくらでもあります。

小さな薬局でも、新たに募集をかけて人員補充することは簡単なことです。

自分がいないとできない仕事なんて世の中にどのくらいあるのでしょうか?もう少し、肩の力を抜いて働いてもいいと思います。

辞めるべき薬局の特徴と転職時に気をつける10のことを紹介します。

離職率が高い

人員が少ない

人柄がいい人が一人しかいない

処方箋枚数が多い

お局様が君臨している

求人票の年間休日が105日

介護施設を多く持っている

研修が少ない

管理薬剤師が若手

アットホームな薬局

これらの項目に当てはまる薬局は、すぐに辞めた方がいいので転職サイトへ登録し速やかに退職へ向けて動き出しましょう。

円満退職へ向けて6つのポイント、NGな6つの対応、退職時のマナーとは?

退職を決意したときに次にすることはなんでしょうか?

まずは、次の就職先を決めてください。

そして、強い意志をもって退職の意向を上司に伝えましょう。

絶対にしてはいけないNGな行動は、”文句を言う”です。どうせ最後だからといって好き勝手不満を言わずに、礼儀を持って退職することを伝えましょう。

Teitaka

私は、辞める時に上司に”ここまで育てるのにいくらかかったと思ってるんだ?”と言われて、さらに辞める決意が固まったよ。

まだ内定が決まっていないなら、薬キャリAGENTに登録して転職の相談をしよう

退職へ向けての準備で、最も重要なステップである”内定をもらう”のに、自分で転職を探すより、断然転職サイトに登録するほうが時間も労力も節約することができお得に転職活動をすることができます。

特に初めての転職でおすすめの薬剤師転職サイトは、薬キャリAGENTです↓

誰も教えない求人票の正しい見方

いざ転職サイトに登録して、まず驚くことが多くの求人票を一気にPDFファイルでもらい一つ一つ印刷しながら確認していく作業だ。

自分のことだが、仕事をしながら、求人フォームは会社によって異なるため一つ一つしっかりと見ていかないと大事な情報を見逃してしまいます。

求人票の見方を解説した記事はこちらに詳しく書いています↓

【薬局見学】見るべきポイント、するべき質問、NGな質問、見学時のマナーとは?

転職サイトへ登録し、面接が終わり職場見学をするかしないか聞かれたことはないでしょうか?

職場を決める前には必ず配属される店舗の見学をしましょう。

店舗見学の際に見るべきポイントは以下です。

スタッフ間の言葉遣い

上司とスタッフの関係性

調剤事務さんの仕事量

薬剤師パートさん、応援専門薬剤師の有無

【中途薬剤師必見】就職契約前に確認すべき5つのこと、転職失敗を防ぐポイントを転職4回の薬剤師が解説

薬局見学が完了し、それなりに条件が良ければ即契約ではありません。

契約する前に本当に後悔しない転職先なのか再度チェックしてください。以下のポイントが未確認であれば転職エージェントに必ず確認してください。

人事評価が給与に反映されるのか

制服の洗濯は会社がするのか

希望休は取りやすいのか

給与体系に手当などのからくりがないのか

転職エージェントに質問したことに対しすべて回答があるのか

まとめ 初めての転職を成功するためには転職エージェントに登録し準備万端でのぞみましょう

初めて転職を考えるとき、1年しか働いていないのに転職をしてもいいのか不安になっていても心配はいりません。

薬局の場合は、1年程度あれば業務内容は一通り網羅できます。現状に不満があれば転職をしましょう。

筆者の私も保険薬局を1年勤めた後に、総合病院へと転職を果たしました。通常、保険薬局→総合病院への転職は珍しいのですが、”自分のやりたいこと”がはっきりとあったため、面接でもネガティブな印象を与えることなく合格をいただくことができました。

仕事をしながらの転職活動は、ゆっくり時間を捻出できず日々の疲れた頭で早く転職先を決めてしまうと後悔の残る転職になります。

転職サイトに登録し、キャリアプランを相談し転職を成功させましょう。

薬剤師転職サイトに薬キャリAGENTをおすすめする理由
【個人ブログ】薬キャリAGENTをすすめる7つの理由、ランキングサイト50個の比較でわかる本当に利用すべき転職サイトとは? ※当サイトはアフィリエイト広告を掲載しております。 薬剤師の転職を決める時は、ほとんどの人が転職サイトに登録して転職エージェント...
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Teitaka
薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者