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【薬剤師のあるある20選】病院・調剤薬局別に紹介

薬剤師は、患者の治療や薬物療法の重要な役割を担っています。その業務は多岐にわたり、時には思わずクスっやヒヤっとするような「あるある」な瞬間も少なくありません。

以下では、病院と調剤薬局別に薬剤師の日常でよく見られる20のあるあるを紹介します。

病院薬剤師のあるある10選

当直時、夜間の薬品庫は尋常じゃないくらい怖い

霊感がなくても夜間の薬品庫に物品を取りに行くのはとても怖いです。

私がいた病院は、地下室に注射剤やその他物品を保管していたため、コピー用紙がなくなったときや急患で注射剤の臨時処方が出た際には、地下に行かなければならずビビりながら取にいっていました。

霊感がある人曰く、病院には少なからずそういう話があるから気を付けなさいと言われたことがあります。。。。

霊感がある薬剤師は、調剤薬局や企業で勤めた方が良いでしょう。

Teitaka

夜中にせん妄気味のおじいちゃん(入院患者)が薬局内にいたときは心臓が止まりそうでした。戸締りはしっかりしましょう。

退院が当日に決まると病棟担当薬剤師は地獄

病棟担当の業務に退院時の服薬指導があります。

必要な退院時処方の依頼や残薬を調整し、会計まで退院前にキレイに終わらせる必要があるため、退院の前日には準備を終わらせておきたいところです。

しかし、当日に医師と患者間で退院が決まったとなると看護師や会計の事務さん、薬剤師は大慌てです。

患者さんもすぐに帰りたいのに薬待ちになりイライラしながら待っているので、当日の退院オーダーは勘弁してもらいたいものです。

Teitaka

毎日カルテをくまなくチェックしていれば、当日急遽退院となってもある程度は準備ができますが、退院時処方の日数や持参薬との調整などある程度時間がかかる患者さんの場合は本当に地獄です。

特に土曜日は半日で業務が終わる薬局もあるので、土曜日の病棟担当は時間管理が本当に大切になってきます。

いつの間にか退院していく患者さんがいる

これもスタッフ間のコミュニケーション不足が原因ですが、医師や看護師から一切連絡がなく、そのまま退院してしまう患者さんがたまにいます。

あとから、持参薬をナースステーションで預かっていることが発覚し、薬剤師が連絡し配達しなければいけないことが発生するため、日ごろからコミュニケーションを取ることが本当い大切です。

看護師リーダー

405号室の患者さん、さっき退院したけど、持参薬とかないよね?

病棟担当
薬剤師

えっ持参薬ありますよ!そこから服用しないといけないんですから。

看護師リーダー

あら、ごめんなさい。

連絡しておいて!

女子薬剤師は医師からモテる

特に病棟担当の女子薬剤師は、医師との関わりが多く、研修医からモテることが多いです。

医師にとっても患者さんの状態や専門外の薬のことを聞いたり、コミュニケーションを取る機会が多いため、いつの間にか薬局の女性薬剤師が医師と入籍していたというケースも多いです。

悲しいことに男性薬剤師は女医さんからは見向きもされないため、女子薬剤師の特権と言えるでしょう。

研修医

薬局の小さい女の子かわいいよね?

今度、飲み会セッティングしてよ

病棟担当
薬剤師

わかりましたよぉ~

男性薬剤師はモテるのか?女性薬剤師との比較とモテるためにすべき5つのこと

夜勤時の酔っぱらい患者の投薬は地獄

病院薬剤師の最悪な思い出に夜勤時の酔っぱらい対応があります。

総合病院や駅に近い病院などでは、酔っぱらったあげくに喧嘩をし、ケガで夜間救急外来の受診があり、恐ろしいお兄ちゃん相手に投薬をすることも多い。

中でも、お酒の匂いがプンプンさせながら、延々と話しをする患者さんがいたので本当に大変でした。

警備の人が引き取ってくれた時は本当にありがたかったです。

酔っぱらい患者

ちょっと先生が薬を出してくれないんだよ、何とかしてよ!!

当直薬剤師

先生が必要ないと判断したので、こちらからはご用意ができません。

もう一度、直接先生にお話にいかれた方がよろしいですよ。

酔っぱらい患者

先生なんかと話したくないの!さっさと薬用意してえぇえ!!!

当直時の同僚からの差し入れが楽しみ

当直は、体力的にも内容的にも厳しい業務といえます。

しかし、当直当日に同僚からお菓子や飲み物などの差し入れをいただくと、夜中に一人お菓子パーティーを開催できるので、密かに楽しみながら当直をこなしています。

薬剤師

先輩、ベビースター好きなんですよね。たくさん買ったので、夜勤頑張ってくださいね!

薬局より、看護部の方がドロドロしている

狭い薬局内、人間関係は意外にドロドロしがちですが、薬局の中は天国と思うくらい看護部はドロドロしていました。

病棟薬剤師として半日以上、病棟に常駐しなければいけないため、看護師さんたちの会話を聞きながらカルテチェックをしれているいろいろな話を聞けて興味深かったです。

看護師さんと仲良くなると数人で飲みに行くときは、もう大変でした。。。

病棟担当
薬剤師

(早く、薬局に戻りたい。。。)

医師は思ったよりフレンドリーで話しやすい

病院には当然医師がたくさんおり、研修医に対しては医薬品や処方システムについてしっかりと教える必要があります。

時には飲みに行ったり、フットサルをしたり、とてもフレンドリーでプライベートで仲良くなると仕事でもわからないことがあればすぐに聞くことができ、とても充実していました。

色んなスタッフがいて人間観察が面白い

様々な業種の方がいるので、色んな噂が飛び交っており、当事者でなければとても楽しい職場です。

女癖の悪い男性看護師やカルテをすべて英語で記載する医師などバラエティーに富んでいました。

白衣のポケットがボールペンやら印鑑のインクやらでしみしみ

急なオーダー変更や医師からの質問などメモを欠かせない場面が多いため、薬剤師の白衣の中にはメモ帳やボールペン、印鑑などであふれています。

ふとしたきにインクが漏れてしまい、ほとんどの薬剤師の白衣はインクで染みシミになっています。

Teitaka

全く汚れがない白衣を着ている薬剤師は、新人さんかものすごい潔癖症かのどちらかでしょう。

調剤薬局のあるある10選

事務さんが薬剤師以上にデキる

スーパー事務さんはどこの薬局にも大抵いますが、薬剤師以上に薬の知識や患者情報を持っているので、転職した際には、事務さんに業務を教えてもらうことがほとんどです。

苦手な患者さんに限って何度も来局する

何かトラブルを起こした患者さんに限って、何度も来局してリピーターになってしまいます。

なるべくなら他の薬局へ行ってもらいたいものですね。

患者さん

もうこんな薬局二度とこないよ!

薬剤師

はい、申し訳ございませんでした。

お大事になさってください。

数日後。。。。

患者さん

今日はしっかりとしてね、●●さん

薬剤師

はい、まかせてください!

(あれー、この前こないって言ってたよね?しかも名前覚えられてるし。。。)

プライベートが謎に包まれている薬剤師がいる

薬局内では、普通に話をするが、定時で帰ってしまうのでプライベートな情報が何もわからない謎に満ちた薬剤師がいます

薬剤師

それでは、お先に失礼します。

世間話が上手な薬剤師がいる

患者さんから、情報を自然に聴取するために世間話がとても上手な薬剤師がいます。

特に年配の薬剤師さんはそのような技術を持っている方が多いので、しっかりと盗みたいですね。

ベテラン薬剤師

あら、●●さん、まだ元気なのね?

患者さん

なーに言ってるんだい、まだまだくたばらないよ!

えっ大丈夫?って思う薬剤師もいる

コンビニより薬局の方が店舗数が多いので様々な薬剤師が存在します。

中には、本当に社会人ですか?と目を疑いたくなるような人材もちらほら、なんとか事務さんのアシストがあって業務をこなしている薬剤師もおります。。。

急な休みには正直対応できないが、対応しないといけない

人員の数がギリギリで回していると急な休みのときに対応が後手後手になってしまいます。

緊急時にも対応できるように中核薬局的な場には人員を豊富に配備してもらいたいものです。

患者さんがこないときは早く閉めたくなるが上が許さない

雨や雪に日は、患者数が減ります。

調剤薬局では、薬局長や管理薬剤師以外は仕事が溜まるような業務があまりないため、患者数が少ないとやることがなくなってしまいます。

そういう時は、早く帰宅させてあげたいのですが、真面目な上司の場合は、許してくれません。

目当ての薬剤師じゃないと露骨に暗くなる患者さんがいる

患者さんも薬剤師の好みがあるので、ある薬剤師にはニコニコしてたくさん話をしてくれるのに、自分のときは愛想なくそのまま帰っていく場合があります。

少しくらい笑顔を見せてくれてもいいのにと思いながら、業務に戻る寂しさ。

レジ金が10円足りないと大騒動になり、事務さんのレジ付近での「あれっ」に敏感になる

レジ誤差が一番イやな瞬間と言っても過言ではありません。

すべてのレシートを確認したり、場合によっては患者さんに電話で確認しないといけないからです。

そのため、日ごろからレジ付近で、事務員さんが「あれっ」というと過剰に反応してしまいます。

一包化が多いと手が悲鳴をあげる

小さい調剤薬局だと、設備が不十分のため、一包化の処方がきた場合にはすべて手作業で調剤する必要があります。

乾燥の季節や、皮膚がよわよわな薬剤師だとPTPシートを何百枚もプチプチすると手がひどいことになってしまい、涙目で調剤する羽目になります。

まとめ 

以上のように病院でも調剤薬局でも日常には様々なあるあるが存在します。

薬の在庫管理や患者とのコミュニケーション、医師との連携、日々の業務は多岐にわたります。しかし、その一つ一つが患者の健康を守り、治療を支えるための重要な仕事です。

薬剤師としての責任感とやりがいを感じながら、これらの「あるある」を乗り越えていくことが、プロフェッショナルとしての成長につながります。

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Teitaka
薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者
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