英語の求人

【薬剤師転職】英語を活かせる求人の探し方、5選

英語を使ってある程度日常会話ができる薬剤師にとって、自分のスキルを使って仕事が出来るとよりモチベーションを保つことができます。

海外からの観光客が増え、中国語や他のアジアの言語を聞くことも多いですがまだまだ英語の重要性は高いです。保険薬局でも海外の方にお薬の説明をする機会が増えております。

今回は、なかなか見つけることが難しい英語を使って薬剤師の仕事が出来る案件の探し方をご紹介します。

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英語を使って出来る薬剤師の仕事5選

英語を使って出来る薬剤師の仕事にはおおまかに5つの種類があります。

空港、空港付近

都心(大都市の中心)

海外からの労働者が多い地域、工場など

外資系企業

PV(ファーマコヴィジランス)関連

Teitaka

外国の方が多い場所や地域を狙いましょう。

空港、空港付近での仕事

外国の人が多い場所と言えば、空港です。

様々な国から日本へ来たり、海外へ行ったりするため、間違いなく英語を使用する機会が多いです。

海外へ行く人は短期的な旅行の他に出張など長期で海外に滞在する場合があり、その場合は90日分以上の長期処方の可能性もあり、在庫管理が大変という問題もありますが、スキルを活かせるいい職場です。

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都心(大都市の中心)でのお仕事

観光客や海外の企業などが多い都心では、英語を使う機会が多いです。

以下の都市では海外の人が多いので薬局でも海外の方の訪問する機会も増え、英語も使うでしょう。

都道府県名在留外国人数人口当たりの割合
東京都596,1484.2%
愛知県286,6043.8%
大阪府272,4493.1%
神奈川県245,7902.7%
埼玉県212,6242.9%
千葉県182,1892.9%
兵庫県123,1252.3%
静岡県106,3452.9%
福岡県89,5181.7%
茨城県81,4782.8%
京都府68,4432.7%
群馬県66,9633.5%
参考:出入国管理庁 在留外国人統計2022年12月末

やはり、首都である東京都、大都市の大阪、愛知、福岡などは外国人が多いため観光地であれば海外からの患者数も多くなります。注目すべきは群馬県です、特に大泉町では海外に住む日系人の働き手を集めるための組織を作り外国人が住みやすい街づくりを推進している地域もあります。

さらに市町村レベルで在留外国人が多い地域をしぼってみましょう。

市町村名在留外国人数都道府県名人口当たりの割合
大阪市154,838大阪府5.9%
横浜市109,714神奈川県2.9%
名古屋市88,088愛知県3.8%
神戸市52,706兵庫県3.4%
京都市51,003京都府3.5%
川崎市47,992神奈川県3.3%
福岡市41,582福岡県2.7%
新宿区41,228東京都11.8%
川口市40,116埼玉県6.9%
江戸川区39,555東京都5.7%
足立区36,698東京都5.3%
江東区34,390東京都7.0%
千葉市31,265千葉県3.2%
豊島区29,485東京都9.9%
さいたま市29,370埼玉県2.3%
板橋区28,913東京都5.3%
大阪市生野区27,727大阪府20.7%
浜松市27,672静岡県3.5%
大田区25,716東京都3.6%
参考:出入国管理庁 在留外国人統計2022年12月末

表を見るとやはり大都市に外国人が多い傾向にあります。ここで注意してほしいのが在留外国人の中には過去の歴史を背景として特定の国の方が多い傾向にある地域もあるので、法務省のHPでも出身国別の人数が出ているのできちんと確認してみましょう。

海外からの労働者が多い地域、大企業の工場など

出稼ぎ目的で日本で働いている海外からの労働者が多い場所は、大企業や下請けの工場など様々です。

自動車やセラミックの工場がある愛知県や製造業が盛んな群馬県など、工場では慢性的な人手不足により外国人労働者を雇う企業が多く、そのような地域では外国人と応対することも多くなりますが、多くの企業は専門の通訳などが配備しているため、比較的自分の語学スキルと活かす機会は多くないかもしれません。

外資系企業

上記は”場所”に限定した探し方でしたが、会社として外資系であれば海外出張も多く英語を使う場も増えるため、おすすめのポイントです。

しかし、外資系企業は求人案件にはあまり掲載されないため、担当の方と相談しながら探す必要があります。

ファルマスタッフで”外資系企業”を探す(令和6年2月2日)

PV(ファーマコヴィジランス=安全性情報管理)業務

外資系企業の中でもPV業務といわれる職種は海外の英語の文献から必要な情報を収集したりするため、英語のスキルが必要です。

これには最低でもTOEICのスコアが700点以上求められています。

ファルマスタッフで”PV業務”を探す(令和6年2月2日)

まとめ

英語のスキルをもった薬剤師さんであればそれを活かした、職場で勤務し思う存分自分のスキルを発揮したいものです。

しかし、英語を使える場所というのは、昨今のインバウンド活性化により大都市や外国人労働者が多い地域で限定されます。

転職サイトへ登録し、担当者に希望を伝えることにより、外資系企業やPV業務などがある案件を紹介してもらえるかもしれません。

自分で探す場合は、場所をあらかじめ絞って探しましょう。職種で探す場合は転職サイトに登録して相談した方が近道です。

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Teitaka
薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者