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2023年にリリースされたChatGPTにより、OPEN AIの開発は加速され、現在では様々な職種で利用されていますが、薬局でも処方入力支援のまもるくんや在庫管理支援のmusubiなどが開発され実装されています。
AIの開発により、人的作業で行っていたことが代替され、ミスが少なくなり薬剤師としての実践的な力が必要となり、前時代的な薬剤師は今後淘汰されていきます。
今回は、AIによる薬局業務のメリットと実際に利用している薬局への求人へのアクセスの方法をご紹介します。
AIを利用している薬局は、時代を先取りしているため今後の動向にも目が離せません!
調剤薬局でAIを導入しているメリットとは?
調剤薬局でAIを導入しているとはどういうことでしょうか?
現在実用されている主な調剤薬局で利用されているAIの例を示します↓
薬局AIシステム | msubi | まもるくん | corte | 薬師丸賢太 |
特徴 | 電子薬歴、AI在庫管理による圧倒的な業務スピードの改善を約束 | 調剤入力支援AIにより、人為的ミスを最小限に入力を完遂 | AIの代名詞であるChatGPTを利用した、薬歴入力補助システムで残業を削減 | 調剤入力支援AIにより、投薬までの時間を極限までに削減 |
公式URL | https://musubi.kakehashi.life/ | https://medilab.co.jp/ | https://hp1.corteai.jp/ | https://www.yakumaru.ai/ |
メリットは上記のように、処方入力や薬歴記入を素早くミスなく行えるようになることです。
musubi 在庫管理システム
なんといってもAIによる在庫管理、発注システム。花粉の時期や風邪が流行る時期に一時的に薬の流通量が増えることがある、あらかじめトレンドを読みながら発注しないといけないのは薬剤師の業務の負担になっています。
このシステムがあればあらかじめ、予想される使用量に対して発注量の提案があり、トレンドを見逃すことがなく必要な発注を行うことができ、今後は薬局に必須の機能になるだろう。
処方実績に基づき、適正在庫を設定するため、特に新規で開局した薬局にはうれしいシステムです。
まもる君 調剤入力支援AI
東大のAIスペシャリストによるAI開発、薬剤師が苦手な調剤入力を支援するAI。
簡単スキャンで、入力内容を確認するだけでOK、初めてみる処方の際にも人為的ミスを減らすことができる今後の薬局運用の強い味方になります。
処方箋のQRコードを読み取ることができれば、どのレセコンメーカー問わず導入することができます。
corte(コルテ) 薬歴入力補助システム
2024年4月15日リリースした、AIによる薬歴作成補助サービスです。音声AIと生成AIであるChatGPTを利用しており、薬剤師の一番の残業時間の原因である薬歴作成に焦点を当てた心強い味方です。
あらゆる薬歴メーカー、モバイル、タブレットに対応しており、なんとワンタップで服薬指導を録音し、不要な部分をカットし要約をあらかじめ作成するため大幅な時間短縮を実現。メモをしなくてもいいため、患者さんに不快感を与えることもなくスマートに投薬を終わらすことができます。
あら、あの薬剤師終わったあとになにかメモしているわ。
なんだか嫌だわ
薬師丸賢太 調剤入力支援AI
簡単スキャンでレセコンへ即入力、人為的ミスを極限まで削減し、投薬までの時間を早めることに成功。レセコンの入れ替えなどの設備投資が不要の為、即業務の改善につなげることができます。
導入薬局も多く、今後の展開も期待できるAIシステムです。
AI導入によるデメリットとは?
薬剤師としての知識がなくなる、臨床の場では使えない
AIにより、用法用量、併用薬の相互作用などすべてチェックしそれが100%の精度になると薬剤師自身も機械に業務を頼るようになってしまいます。
機械にすべて頼るようになると、自身の知識からはなくなり、緊急性が必要な場面では薬剤師の職能を発揮することができない可能性があります。
この薬って、喘息の既往ある患者さんに使えるっけ?
えーっとちょっと待ってください、今調べるんで。。。。
あっもういいよ、大丈夫(・・・薬剤師だよね?)
現状で満足している薬剤師は今後淘汰される
今の業務でいっぱいいっぱいで今後もその姿勢を崩さない老舗の薬局は、今後時代の流れに抗うことができず、閉局になるでしょう。
薬を集めて渡す薬剤師は今後誰でもできる仕事になってくるため、薬剤師しかできないことフォーカスしていく必要があります。
機械が得意でないと使えない
AIのシステム導入は機械を利用しているため、まったくの機械オンチの方には導入は難しいかもしれませんが、薬局で使用しているレセコンと簡単に連携ができるため、よっぽどのことがない限り導入に苦労することはないでしょう。
しかし、100%エラーなく使用を続けられることはないのでいざエラーが出たときにしっかりと対処できるような基本的な知識が必要になります。
実際にAIシステムを導入している薬局7選
コメヤ薬局(musubi導入)
創業400年の歴史と最新AI業務の組み合わせで薬剤師業務を常に進化し続けるのがこちらの薬局。石川県に22店舗あり、スポーツクラブの利用や福利厚生も充実しています。薬剤師×栄養士による地域に密着した患者の生活管理を実践しています。
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スティア薬局(musubi導入)
大阪・京都を中心に展開しているニューロンネットワーク株式会社が運営している薬局です。ホームページも見やすく、利用者のニーズに気を配った設計となっている。
またイチ薬剤師としてではなく独立を考えている薬剤師へのサポートも惜しみなく行っており、今後の将来のキャリアプランを考えている方へもおすすめの薬局です。
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そうごう薬局(薬師丸賢太導入)
全国に約700店舗ある総合メディカル株式会社が運用している薬局です。「おくすりのてがみ」というグループが運営する薬局に配布されている患者さん向けのお薬の情報を定期的に独自に発信しており、常に患者さんへのケアを忘れていません。
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くすりの福太郎(薬師丸賢太導入)
ツルハグループに属しており、東京都・千葉を中心に約200店舗を展開。
ツルハを含む他のドラッグストア事業もあるため、調剤薬局のノウハウが豊富で常に調剤業界のトップを争っています。
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鵠沼薬局(まもるくん導入)
神奈川県藤沢市に2023年4月にオープンした比較的新しい薬局です。
まもるくんを導入したことにより、患者さんをお待たせする時間を削減し、薬剤師としてさらにプラスαのアクションを起こすことができるこちらの薬局は、今後の薬剤師の未来を担う先導役であろう。
待ち時間0を薬局ホームページで目標として掲載されているのは固い決意を伺わせます。軟膏の混合や一包化など最低でも15分以上かかる業務も少ない時間で調剤するという姿勢は患者さんに寄りそった姿勢からでてくるものでしょう。
オール薬局(5店舗でcorte臨床実験実施)
広島、岡山、島根で44店舗展開、世界初のがんの早期リスク発見サービスを開始するなど、AIシステム以外にも新しい事業に積極的に参入しており、常に進化し続ける薬局です。
しかし、プライバシーに配慮した投薬ブースなど患者さんへ安心と安全を提供する薬剤師の鑑ともいえる患者さんを思う姿勢が素晴らしいです。
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薬学生向けにも導入されたAI模試 メディセレ模試
薬剤師だけでなく、AIは薬学生の勉強へもサポートしてくれる時代となりました。特に国家試験に不安を抱いているあなただけの学習優先範囲を示してくれます。
薬学生にとって国家試験を通過することが至上命題であり、早めに取り組むことで苦手分野を早期克服し、足切りを心配することなく気持ちに余裕を持つことができるのでおススメです。
まとめ 様々なAIを利用している薬局が今後多くなってくる
ChatGPTの開発により、OPEN AIは今後も進化を続け、処方入力や在庫管理などを完全に機械に任せる日も近い将来の話になるだろう。
現状を変えないでよいと思っている薬剤師は今後確実に淘汰されていくため、対患者さんへの業務にシフトをしていく流れに乗ることが重要です。そしてAIだけに頼らず常に薬剤師としての知識をアップデートする必要もあります。
AIを利用している店舗が気になる場合は、転職するのも今後に向けて良い判断と言えます。