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【薬剤師】職場を辞めない為に考える仕事のモチベーションとは?上司を味方につけよう

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昨今の職場情勢、薬局はコンビニより多くあり(約6万>約5.5万)調剤薬局では退職者が後を絶ちません。仕事に対するモチベーションなんてお金をもらえるだけでしょうか?今すぐ辞めようと考えている人は少しだけ時間を作って考えてみてください。

実際に薬局に勤務をされている人は、患者様から”いつもありがとう”や”助かりました”など感謝をされることもあるでしょう。薬局の中でも業務が円滑に行えるように相違工夫して他のスタッフから感謝されることもあります。その感謝のために毎日毎日大変な業務をこなすことがモチベーションの一つです。

そして、この感謝されている結果を上司は知っているのでしょうか?そのときに心に留めておくべきことは、”上司”を自分の味方につけることです。

昨今の薬局事情は薬価改定などもあり厳しいものですが、売り上げだけを気にする上司は良い上司とは言えません。

仕事を辞める前に考える仕事に対するモチベーションについて

薬剤師業務のモチベーションとは、”人からの感謝”

患者さんからの感謝の他にスタッフからも感謝されることはありませんか?

  • 原材料不足で供給が追い付かない医薬品をいち早く察知し、発注を行い在庫切れを起こさなかった
  • 併用禁忌の薬剤を発見し、疑義照会により有害事象を防ぐことが出来た
  • 薬局をいつもキレイに掃除をしていた

このような”頑張り”に対して同僚が感謝を伝えてくれた時に仕事として当たり前と思っていたことでも「仕事を続けていて良かったな」と感じることが出来ます。

上記のような例では、自分の知識を使って仕事をするという点以外に”継続して何かをする”ことが必要です。

誰にも気づかれなくても、自己満足でも気にせず、掃除や、机の整理など何か職場にとってプラスになることを始めてみましょう。きれいにすると自分の気持ちもスッキリします。

トイレ掃除などは汚れ作業に思われますが、忙しい薬局業務からいったん離れて少し冷静になる良い息抜きにもなるのでおススメです。

薬剤師業務のモチベーションとは、”成功体験”

困難な状況を達成したときに得られるものが”成功体験”です。

先輩からのアドバイスをもらわずに一人で勤務できた

門前病院の医師と薬について話をすることが出来た

棚卸の差異率が去年より下がった

小さなことでもいいので”出来た”ことを積み重ねていきましょう。そうすると振り返った時に自分の成長に気付くことができ、また次の仕事のモチベーションは次につながることが出来ます。

日々の業務の中で漫然と仕事をしていませんか?

毎日ひっきりなしに来る患者さんの対応で一日が終わり、自分の成長に気付いけないかもしれませんが。その中でも

知らない処方薬があれば用法用量や禁忌、警告、相互作用などの注意事項をしっかりと調べた

自賠や労災の処理をスムーズに行えた

業務時間内に仕事を終えることが出来た

日ごろの些細な業務でも成長を感じる機会はたくさんあります、まずは自己を見つめ直しましょう。

仕事の成功は次の仕事を呼ぶ

このような”頑張り”や”姿勢”、そして仕事が成功、目標達成が上司に見えたときに、

上司・薬局長

あら、中々やるわね

じゃあ、これ今度からやってもらおうかしら

と、新たな”仕事”を任せてもらうことが出来ます。

この与えられた仕事、与えられない仕事をしっかり行うことにより、それを評価され、また新たな仕事を得られたりするというのが本来の仕事のモチベーションなのです。

与えられたことが出来ないのに新しい仕事を任せてもらうことは本来あり得ません。

今、仕事を任せてもらえていますか?辞めることを考える前にまずは自分の仕事についても考えてみましょう。

モチベーションが上がらないのは会社のせい?薬局M&A編

そうはいっても今日の薬局M&A(会社の吸収と合併)で望んではいない会社の傘下として働いている人もいるでしょう。

今まで働いていた会社とは別会社で急に働くことになった従業員は、今までの会社と比較することが多くあり、そのギャップに不満がつのり仕事に対するモチベーションが低下してしまいます。

しかし、少し考えてください

仕事のモチベーション=会社のシステム、取り組み?

薬局での業務に会社毎の違いはたいしてありません、その上で不満を感じているのであれば、自分の給与体系など条件面に対する内容です。

会社の吸収により、今まで慣れた仕事のやり方がガラッと変わってしまい、積み重ねてきたことが台無しになってしまったと感じることもあるでしょう、それはM&Aした側にも礼儀が必要であることは言うまでもありません。

しかし注意してほしい点があります。

M&A(会社の吸収・合併)の不満とは?

不満=今までの相違点?

不満ばかりに気を取られてしまうものですが、その分良いこともあるはずです。一般的には企業買収は大きい組織が小さい組織にするものです、薬局でのメリットを挙げると

  • 店舗数が多いので、店舗間での医薬品のやり取りが行える
  • 店舗数が多いので、良い事例や悪い事例を共有する機会が増える
  • 店舗数が多いので、良い意味でも悪い意味でも贔屓が出来ない

人間というのは慣れ親しんだものが楽であり、変化を恐れてしまいます。

良い意味での変化も気づき受け入れることが、M&Aした側にも必要なことと言えます。

そのためには、買収する側もしっかりと現状を精査し、どのような点がどのように変わるのかしっかりとメリット、デメリットを伝えることが後々の不満を避けるには重要です。

有能な上司は従業員とよく話をしている=現場とのギャップを埋めている

仕事ができる上司はよく従業員と話をしており、下からの意見を上にスムーズに上げる体制を作っています。

この従業員とは、理想はすべての従業員ですが、実際には良く他の従業員とコミュニケーションが取れているキースタッフ(=薬局長やチーフ)を中心に話をしています。

仕事を辞めるきっかけは必ず何かしらの不満が出てくることから始まるので、しっかりと有能な上司とコミュニケーションを取り、不満を話せる関係を作りましょう。

”聞いていないけど?”、”それは知らない”などと簡単に言う上司は有能とは言えません。

薬局スタッフ

今スタッフが病欠で足りないんですが、

人員補充してください!

上司

えっそうなの

今どこも人手不足だから自分たちで何とかして

簡単に辞めないように転職活動時にすること

自分のキャリアプランに合った職場を探す

自分のキャリアプランに合った職場を見つけることで、仕事へのモチベーションを維持し、長く働くことができます。キャリアプランに合った職場を見つけるためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 自分の興味や関心に合った仕事内容か
  • 自分のスキルや経験を活かせる仕事か
  • 将来どのような薬剤師になりたいか

職場の雰囲気や人間関係が自分に合っている職場

職場の雰囲気や人間関係が自分に合っている職場であれば、仕事にやりがいを感じやすくなります。職場の雰囲気や人間関係を確認するためには、以下の方法がおすすめです。

  • 実際に店舗に訪れて、雰囲気を感じる
  • 面接で職場の雰囲気や人間関係について質問する
  • 内定後に研修や座談会に参加する

入社後のサポート体制が充実している職場

入社後のサポート体制が充実している職場であれば、仕事に慣れやすくなります。入社後のサポート体制を確認するためには、以下の方法がおすすめです。

  • 面接で入社後のサポート体制について質問する
  • 内定後に入社後のサポート体制について説明を受ける

上記の条件を満たす職場を選ぶことで、薬局を簡単に辞めないための土台を築くことができます。

まとめ

仕事のモチベーションとは、次の仕事を得ることです。人からの感謝なども大いにモチベーションにつながります。自分の頑張りを見てくれる上司がいればその職場はまだ捨てたもんではないでしょう。今の職場を辞める前に自分の仕事のモチベーションは何か考えてみましょう。

そして薬局を簡単に辞めないためには、自分のキャリアプランや希望条件を明確にし、それらを満たす職場を探すことが大切です。

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Teitaka
薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者
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