薬剤師

【転職に必須】薬剤師キャリアの棚卸とは?自分のやり遂げたことの記録を習慣化しよう

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棚卸しといえば、薬剤師であれば年に2回ほどやってくる嫌な業務の一つです。しかし、棚卸しをすることで現在庫とシステム上の在庫を比較してどのくらい差があるのか知ることが出来ます。これは薬局の資産として在庫を適正に把握するために必須の業務です。

自分のキャリアの棚卸しとは、自身の中で資産となることは何なのかそれを書き出し、自分の実績や能力を示して次の転職に活用します。今まで行なっていない人は一度今まで経験を振り返ってはいかがでしょうか?

Teitaka

キャリア棚卸=自分の成績

今まで何をしたのか記録しよう

キャリアの棚卸とはこれまでの薬剤師としての経験を振り返り、自分のスキルや経験を整理することです。

薬剤師キャリアの棚卸しとは、具体的には、以下の内容を整理します。

  • これまでの職歴や勤務先
  • 担当業務や役割
  • 取得した資格やスキル
  • 達成した成果や経験

これまでの職歴や勤務先

これまでの職歴や勤務先を整理する際には、以下の内容を記録しておきましょう。

  • 勤務先名
  • 勤務期間
  • 担当業務
  • 役職

例えば、以下のように記録しておくとよいでしょう。

勤務先名:株式会社A

勤務期間:2022年4月~現在

担当業務:調剤業務、服薬指導、在宅医療支援

役職:調剤薬剤師

担当業務や役割

担当業務や役割を整理する際には、以下の内容を記録しておきましょう。

  • 具体的な業務内容
  • 担当した患者数や規模
  • 達成した成果や経験

例えば、以下のように記録しておくとよいでしょう。

担当業務:

・処方箋に基づく調剤業務

・患者の服薬指導

・在宅医療支援

担当した患者数や規模:

・処方箋枚数:月間1000枚

・在宅患者数:月間10人

達成した成果や経験:

・患者満足度調査で95%の評価を獲得

・在宅患者の服薬アドヒアランスを改善し、入院率を10%削減

取得した資格やスキル

取得した資格やスキルを整理する際には、以下の内容を記録しておきましょう。

  • 資格名
  • 取得年月
  • 取得方法
  • スキルの内容

例えば、以下のように記録しておくとよいでしょう。

資格名:認定糖尿病療養指導士

取得年月:2023年3月

取得方法:認定試験合格

スキルの内容:糖尿病患者の服薬指導や生活指導に関するスキル

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資格は略称ではなく、正式名称を記載しましょう

達成した成果や経験

達成した成果や経験を整理する際には、以下の内容を記録しておきましょう。

  • 成果や経験の内容
  • 達成した年月
  • 達成した方法
  • 成果や経験に至った理由

例えば、以下のように記録しておくとよいでしょう。

成果や経験の内容: ・患者満足度調査で95%の評価を獲得

達成した年月: 2023年3月

達成した方法:

・患者の意見や要望を積極的に聞き、業務改善に反映

・スタッフと協力して、患者のニーズに合わせた服薬指導や相談を実施

成果や経験に至った理由: 患者の声を大切にし、患者一人ひとりに寄り添ったサービスを提供した結果

薬剤師キャリア棚卸の3つのメリット


薬剤師キャリアの棚卸しをするメリットは、以下の3つが挙げられます。

自分の強みや弱みを把握できる

転職活動の際にアピールできるポイントがわかる

キャリアアップの方向性を決めるヒントになる

自分の強みや弱みを把握できる

薬剤師キャリアの棚卸しを行うことで、これまでの経験を振り返り、自分の強みや弱みを把握することができます。自分の強みがわかれば、それを活かして転職活動やキャリアアップにつなげることができます。また、弱みがわかれば、それを克服するための努力をすることができます。

転職活動の際にアピールできるポイントがわかる

薬剤師キャリアの棚卸しを行うことで、自分のスキルや経験を整理することができます。整理されたスキルや経験は、転職活動の際にアピールできるポイントになります。また、転職先の企業が求めているスキルや経験を把握し、それに合ったアピールをすることで、採用の可能性を高めることができます。

キャリアアップの方向性を決めるヒントになる

薬剤師キャリアの棚卸しを行うことで、これまでの経験を振り返り、今後のキャリアアップの方向性を決めるヒントを得ることができます。自分の興味や関心に合ったキャリアアップの方向性を決めることで、より充実したキャリアを歩むことができます。

薬剤師キャリア棚卸しのやり方


薬剤師キャリア棚卸しのやり方は、以下のとおりです。

過去の履歴書や職務経歴書を見直す

上司や同僚に相談する

転職エージェントに相談する

過去の履歴書や職務経歴書を見直す

過去の履歴書や職務経歴書を見直すことで、これまでの職歴や勤務先、担当業務や役割、取得した資格やスキルを整理することができます。

以下の項目は忘れがちだが自分のキャリアに記載するべき内容です。

新人教育

担当業務(麻薬、TDM、ケモなど)

委員会業務(NST、広報、薬務など)

院内業務改善大会

薬学大会

など

上司や同僚に相談する

上司や同僚に相談することで、自分の強みや弱み、これまでの経験で得たものなどを客観的に評価してもらえます。

自然な会話の流れで伝えましょう。退職を考えているのかと勘繰られてしまう可能性があります。

就活薬剤師

先輩、仕事をしていて僕のいいところってありますか?

褒めて伸びるタイプなんですよー

転職エージェントに相談する

転職エージェントに相談することで、転職先の企業が求めているスキルや経験を把握し、それに合ったキャリアプランを立てることができます。

薬剤師キャリア棚卸しのポイント

薬剤師キャリア棚卸しを行う際には、以下のポイントを押さえておきましょう。

客観的に評価する

自分の強みや弱み、これまでの経験で得たものなどを客観的に評価することが大切です。上司や同僚に相談したり、転職エージェントに相談したりして、第三者の意見を参考にしましょう。

具体的に記録する

自分のスキルや経験を具体的に記録しておくことで、転職活動やキャリアアップに役立てやすくなります。例えば、取得した資格やスキルは、資格名や取得年月、取得方法、スキルの内容などを記録しておきましょう。また、達成した成果や経験は、成果や経験の内容、達成した年月、達成した方法、成果や経験に至った理由などを記録しておきましょう。

定期的に行う

薬剤師としてのキャリアを積み重ねていく中で、自分のスキルや経験は変化していきます。そのため、定期的に棚卸しを行い、最新の情報を反映しておくことが大切です。

就活で役立つか?もちろん役に立ちます

自分の強みや弱みを把握できる

薬剤師キャリアの棚卸しを行うことで、これまでの経験を振り返り、自分の強みや弱みを把握することができます。自分の強みがわかれば、それを活かして就活につなげることができます。また、弱みがわかれば、それを克服するための努力をすることができます。

志望動機や自己PRを効果的に伝えられる

自分の強みや弱みを把握することで、志望動機や自己PRをより効果的に伝えることができます。例えば、自分の強みをアピールするために、過去の経験や実績を具体的に挙げることができます。また、自分の弱みを克服するために、どのような努力をしてきたのかをアピールすることもできます。

面接で的確な回答ができる

自分の強みや弱みを把握することで、面接で的確な回答ができるようになります。例えば、面接官から「あなたの強みは何ですか?」と質問された際に、具体的なエピソードを交えて回答することができます。また、面接官から「あなたの弱みは何ですか?」と質問された際にも、具体的なエピソードを交えて回答し、克服するための努力をアピールすることができます。

まとめ

薬剤師キャリアの棚卸とは、自分のスキルや経験を整理し、転職活動やキャリアアップに役立てるための重要な作業です。ぜひ、上記の方法を参考に、定期的に棚卸しを行うようにしましょう。

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薬学部を卒業後、調剤薬局、総合病院の勤務を経て30歳を機に海外で働くことを決意、海外経験なし、語学力もなし。 そんな自分が試行錯誤を繰り返し、国際NGOで働けるまでに語学力をup。しかし現在でも英検2級程度の実力。さらなるレベルアップを目指し、次への目標を定めて今一度本格的に英語学習を再開。その備忘録をここに記します。 薬剤師として国内、国外で働いた経験を活かして転職についてもアドバイス。 【経歴】 ・6年生薬学部一期生 ・病院薬剤師: ケモ担当、病棟薬剤師管理者 ・調剤薬局: 管理薬剤師、薬局長、支局補佐 ・国際NGO: 薬局管理者
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