※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
薬剤師の人員不足は続いており、求人は他の職種と比較し安定して年中ありますが、その中でも転職をするのに最適な月があるのはご存じでしょうか?
結論は、夏・冬のボーナスをもらったあと1月と8月に転職をするのがおすすめです。避けるべきは4-6月、11月です。
この記事を読むことで転職に向けて動き出すのはいつからなのか知ることができ、効率よく転職にのぞめます。
一生後悔!?転職時期を考えなかったことによりデメリット5選
求人数が少ない時期があり、納得のいく転職をするまで時間がかかる
仕事をしながらでは転職に割く時間があまりありません、求人数が少ない時期があると考えて転職活動をしている人はあまりいないため、ココでしっかりと失敗しない転職のコツを身に付けましょう。
求人数が多いのは1-3月です。通常の転職期間は2カ月を目安とします。
薬キャリAGENTの公開求人数を見るとわかるように、時期によって求人数が大きく異なります。他社でも月ごとに多少の変動はありますが大きく変化がありません。
もしこの事実を知って、もう少し求人数が多い時期に転職をしたら今とは違っていたと後悔する方もいるでしょう。
しっかり毎月の公開求人数が異なる薬キャリAGENTは信頼できそう!
転職時期によって競争率倍率が高く、他の人が選ばれた
1-3月は求人が多い時期ですが、その分利用者(=転職者)も多いです。
あなたの実績とスキルに絶対の自信があるなら、胸を張って転職活動をして問題ありませんが、薬剤師として他を圧倒するスキルを持っている人は少ないため、競争率が高い求人の場合にはどうしても人事側の印象で決まってしまうため、確実性が担保されません。
大学病院などはレジデンス制度や募集時期が限られているため、ハードルの高い就職先だね。
ボーナス時期(6月、12月)前に退職して金銭面で損した
会社に遠慮して、ボーナス前に退職する人が稀にいますが単純に金銭面で損をします。
賞与は、過去に仕事の実績の対価として得られるものであり、しっかりとボーナス支給後に退職をしましょう。
あまり気の進まないことかもしれませんが、しっかりとボーナスをもらってから退職しましょう。
ボーナスの要件に、”継続してこれからも勤務すること”なんて社内規則には一切書かれていません。
退職前の引継ぎに時間を割けず、会社側に負担をかけ陰口を言われた
人員が不足している時期などでは、十分に引継ぎの人材を配置できずに退職することになるため、会社側に負担をかけ円満に退職することが難しくなる場合があります。
日ごろからマニュアルや作業フローを作成したり、あなたがいなくても業務に支障がないような工夫が必要です。
退職に際して、文句をいうスタッフには金輪際関わりを持たないことをおすすめします。
新人教育と時期がずれ、思うような教育をかけてくれなかった
新人が入職するのは4月ですが、5-6月に中途入職した場合、新人と絶妙に時期がずれてしまい、中途の指導担当として知識が中途半端な新人さんから業務を教わるという可能性も出てきます
もしキャリアチェンジで新しい分野に転職をするなら4月入社がベストでしょう。
最適な薬剤師の転職時期は1年間の中では1月と8月の理由
1月、8月が転職には最適の時期
夏(7月)と冬(12月)のボーナスをもらってから、退職するのがベストです。
通常退職する方はボーナスをもらってから、有休消化や休憩期間を設けているため、2-3月辺りから求人を探しだします。ボーナスをもらった直後に転職をすると競合がいないためスムーズに転職をすることができます。
薬剤師は転職が比較的簡単ですが、求人数に依存しているため転職時期がとても大切な要素になります。
お金をもらって退職するのは、会社に申し訳ないと思っているならそれは間違いです。
通常ボーナスの査定は、過去の業績を元に行うため、すでにもらう資格はあります。支給日に会社に在籍していればボーナス支給対象になるはずですが、会社の規定によっても異なるため十分に確認しましょう。
1月は復職にもおすすめの時期となっています、4月の新卒の人が入職する前にある程度の期間を設けることで仕事の勘をしっかり取り戻すことができるからです。
先輩面するのに3か月あれば十分です!
おすすめしないのは4-6月、11月
反対にボーナスをもらってから、退職する人が多いためその前の月である6月と11月の転職はスタッフが十分にいるため、あまり求人の数は見込めません。
4-5月がおすすめしないのは、4月の新卒採用で採用数を減らしているところが多いためです。
5月に就職が決まった場合にはボーナス後に退職を考えているスタッフがいるケースがあるため、十分に引継ぎを行えない可能性もあります。
必ず、就業先に退職予定のスタッフがいるのか転職エージェントに確認してください。
11月に入職したら、翌月には退職するスタッフがいて引継ぎが大変でした
転職しにくい時期
結婚や出産などのライフイベントを控えている場合: 妊娠初期や出産直後は、体調の変化や育児に専念する必要があるため、転職活動は難しいでしょう。
特に妊娠の予定がある方は、その職場に1年以上在籍していないと育児休業を取ることができない可能性があるため、社内規則をよくご確認ください。
男性育休についてはこちらを参考にしてください↓
【薬剤師】男性育休について、メリットとデメリット、取得方法を解説
転職スケジュール
ご自身の会社の社内規則をよく確認してください。退職をする場合にはあらかじめ何か月前から上司に退職の意向を伝えるのか記述があります。
通常は2-3か月前には上司に退職の意向を伝えましょう。
円満退職を目指すならこちらを参考にしてください↓
円満退職へ向けて6つのポイント、NGな6つの対応、退職時のマナーとは?
薬剤師としてのキャリアチェンジで退職を考える適切な時期は?
辞めたいと感じたり、将来に不安を感じたら転職を考える時期
結論は、辞めたい、疲れた、飽きたなどこのまま働き続けることに不満が生じたら転職を考える時期です。
自分の成長と会社での役割が釣り合っていないと感じると仕事のモチベーションが低下してしまいます。
【薬剤師】簡単に職場を辞めないために考える仕事のモチベーションとは?
同じ職場で3年間は働くべき?
石の上にも3年といいますが、同じ職場に3年いると良いところも悪いところも見えてきます。
薬剤師業界に限った話ではないですが、中堅どころの30代の薬剤師は同じ職場に定着せずに転職をしてしまうケースが多いです。
尊敬できる薬剤師の先輩が転職したのが、私の転職を決意した一つの理由でした。
3年間で得られる経験値は大きいです、転職時のアドバンテージにもなるので役職に就く前に退職するとスムーズに退職することができます。
しかし、管理職に就くとすぐに辞めることが難しくなり、休みも取りづらく、業務時間が増えるためより退職がしにくい状況になってしまいます。
1-2年目は転職に不利に働く?
働き始めて1年が過ぎ、将来のことを考えるとこのまま同じ職場に働いていて良いか不安に思いませんか?
しかし、まだ経験も浅いまま転職するのは、職場にも申し訳がないし、転職にも向いていないと感じるかもしれません。
結論は、全く問題ありません。
私は、2年目で調剤薬局から総合病院へ転職をしました
規模にもよりますが調剤薬局であれば、1年程度働けば概ね業務内容を把握することができます。ある程度の知識があり、まだ若く指導する余地のある新人は転職市場でも需要は未だにあります、しかし前職の退職理由はポジティブな理由を用意しておきましょう。
【第二新卒薬剤師必見】2-3年目の転職を成功させるために知っておくべき5つのこと
まとめ 転職に適正な時期はあるが、無理に合わせる必要はありません
転職時期は夏・冬のボーナスをもらってから退職をするのが一番、金銭面では有効なタイミングです。
しかし、実際に辞めたくなってから最低でも数カ月も我慢ならない人はすぐに退職・転職するのをおすすめします。
ムリに働き続けるデメリットの方が大きいため、自分の身体を最優先に考え転職の準備をしましょう。
転職は、準備に時間がかかるため、早めに計画を立てることが大切です。 上記の情報を参考に、自身の状況に合わせて、最適な転職時期を判断しましょう。