【薬局薬剤師】年収100万アップ・残業10時間削減への失敗しない転職方法を解説

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新卒から2-3年目の薬剤師、いわゆる第二新卒世代の調剤薬局の薬剤師の方へ、最近仕事を続けていいかわからなく、しんどくなることはありませんか？「もう少し給与が上がればな」、「定時で帰れる日が少ない」と思ったら転職を考えるチャンスです。

この記事を最後まで読むと現在の年収プラス100万円、残業時間マイナス10時間の職場へ転職するまでのロードマップがわかります。

実際に4回の薬剤師転職で手取り収入が倍になった私の転職方法を紹介します。

目標は年収550万、月残業時間は10時間です、理想を実現するためにはまずは明確な目標を設定しましょう。

 

 

理想の職場へのロードマップ

理想の職場を見つけるためには、2種類の方法があります。

一つ目の方法は、今いる職場で職場環境を改善or昇格することです。こちらは目標到達までに時間が年単位必要です。労力の割には実現できない可能性もあります。

二つ目は転職で一気に理想の職場を見つけることです。これならすぐに希望通りの職場に勤めることが出来ます。今回は、転職の際に気を付けることをメインに理想に到達する方法をご紹介します。

薬剤師仕事を辞めたくなる5つの瞬間と辞めるべき薬局の特徴10選

日々の薬剤師業務の中、ミスが多く、クレーム対応に追われ、頼りになる人が退職するなどの出来事がおこるとこのまま仕事を続けてもいいのか疑問に思います。

そんなときこそ、現在働いている場所が本当に良い職場なのか確認しましょう。

以下の特徴に当てはまる場合は要注意です。

以上のチェックポイントが半分当てはまる人は理想の職場を考えてみましょう。

辞めるべき薬局について詳しく知りたい方は、こちらを参照してください↓

仕事を辞めたいと思う瞬間3選、そして辞めるべき薬局10の特徴、転職を考えるのは今

理想の職場とは？給与と私生活のバランスを重視

理想の職場とは、人によって千差万別ですが、一般的には給与がよく、希望日に休みが取れる職場です。ここでの目標は、前職と比べ年収プラス100万円、残業時間がマイナス10時間です。

薬剤師となって2-3年目の人にとってはプライベートも充実させたいため、よりワークライフバランスを重要視した条件が多くなります。

ワークライフバランスと言えば、仕事とプライベートの割合が半分だと思いますが、実際はプライベートが重要視されています。

以下に仕事の私生活でのモチベーションを挙げます。

特に残業時間については、プライベートな時間を過ごすために職場満足度に直結しているので、転職の際には最重要で着目すべきポイントです。

年収が上がりやすいところは、景気が良いときに賃上げを実施してくれるところ

転職で年収アップを目指すときに考えるべき指標が企業の成長性と利益の還元性です。

薬剤師の人はあまり持たない視点のため、ここをしっかり押さえ、転職後の賃金アップも視野に入れて転職を考えましょう。ポイントは、景気が良くなると賃金を上げてくれる会社期待できます。

主な2024年春闘での賃金交渉の結果を示します。

まだ一部しか回答は公表されていないため、今後の動きにも注目したいところです。

やはり、なんでも早く行動してくれるところはなんだかんだ信頼性があります。特にスギ薬局は2024年北陸の震災時にも被災地域の薬局をいち早く基幹薬局としてオープンさせていたため、非常時に対応が早く地域の人々の支えとなっていました。

	平均勤続（年）	要求賃上げ	回答賃上げ	要求通り
イオンリテール	15.2	15,509	15,509	◎
スギ薬局	6.18	10,482	10,482	◎

職場の探し方は、転職サイトを利用しましょう

職場を探すには、主に3つの方法があります。

現在働いている場合、自分で探す、知りわあいのつてを使う方法では、日中の時間が確保できなく思うように転職活動ができなくなります。その他のデメリットは下記です。

ここでは転職サイトの利用方法について、今までの私の経験を踏まえて説明します。

詳しい利用方法については以下の各項で説明します。

おすすめの転職サイト

特に初めての転職サイトの利用の場合は、大手である薬キャリAGENTを利用しましょう。

その理由は、初心者にも親切・丁寧な対応で利用者の希望に沿った案件を提案してくれるからです。詳しい内容は以下をご覧ください↓

薬キャリAGENTをすすめる7つの理由、ランキングサイト50個の比較でわかる本当に利用すべき就職支援サイトとは？

担当エージェントとの面談で伝えるべきこと

自分の希望は必ず伝えましょう。

ここで重要なのが、年収550万、残業時間10時間を必ず伝えて下さい。ここで引けない条件を伝えることが理想とする案件を紹介してもらえる大前提となります。

初めての転職だと、担当エージェントとのやり取りに遠慮がちになってしまうため、横柄になる必要はありませんがしっかりとコミュニケーションを取りましょう。

求人票の見方

転職サイトへ登録すると自分の希望の面談があります。その後、担当エージェントが案件を7-10件ほど紹介するのでその中から、転職先を選び見学や面接へ選考過程に進みます。

ここで条件を”年収を550万、残業時間を10時間程度”に設定してあると、求人票を見るべきポイントが見えてきます。

転職サイトを2つ以上登録する場合は、さらに見なければいけない案件が増えるため、案件を見るだけで疲れてしまいます。

ここでは、紹介された案件の見方を紹介します。特に年収面や年間休日数について注意する点があるのでこちらを参考にしてください↓

【薬剤師】求人票の見方5つのポイントを解説、カラクリを見逃さず希望の職場を見つけよう

面接対策

薬剤師の場合、保険薬局では面接対策は不要です。

薬剤師数が少なく、人員確保に力を注いでいる中よっぽど人間性に問題がない限りは面接で落とされることはありません。

企業や大病院の場合は、書類選考や面接で落とされる可能性は十分にあるので転職エージェントに相談し、対策を講じる必要があります。

しかし、自分の中である程度強みや自分の経歴を説明出来る必要があります。

以上のことを日ごろからインプットする習慣が必要になります。

キャリアの棚卸をするにはこちらを参考にしてください↓

【転職に必須】薬剤師キャリアの棚卸とは？自分のやり遂げたことの記録を習慣化しよう

見学のポイント

面接が終われば、希望者には職場見学ができるところもあるのでその場合は必ず見学をお願いしましょう。

実際に働いて現場を見ないと内情は見えてきませんが、見学の際にも”違和感”を探すようにしましょう。いくつかの職場で決めかねている場合は、職場の方へ正直な気持ちをぶつけてみましょう。他の職場の悪口を言うような薬局があればそこには決めないでください。

薬局見学時の見るべきポイントはこちらを参考にしてください↓

【薬局見学】見るべきポイント、するべき質問、NGな質問、見学時のマナーとは？

転職先の決め方

自分の希望と条件が合致し、職場の雰囲気も問題なければ、そこに決めるのも良いでしょう。

しかし、本当に自分の将来のことを考えるのであれば、面倒でもほとんど決まった状態から、さらに２つ目の転職サイトに登録し、求人を探してもらうことをおすすめします。

今の状態で一つの確固たる基準が自分の中でできているはずです。比べるものがあるので、比較的次の求人を選ぶ際にスムーズに見学、面接まですすむことができます。

転職サイトは複数登録するべきか、詳しいことはこちらにも記載しております↓

2つ目の薬剤師就職サイトに登録するなら特化型エージェント、複数登録がNGな理由

退職の意向を伝えましょう、円満退職を目指すには礼儀を忘れずに

円満退職を目指すために、礼儀をもって上司に退職の意向を伝えましょう。

決しても職場やスタッフの悪口は言わないようにしましょう。引き留められてしまう可能性もあるので、引っ越しや結婚など移動を伴うイベントが発生したこと、現職場では達成できない目標を退職に理由にし、スムーズに退職へ移りましょう。

【薬局薬剤師】円満退職へ向けて6つのポイント、NGな6つの対応、退職時のマナーとは？

新しい職場へ　心を入れ替えてイチから学ぶつもりで

職場が決まれば心機一転、ルールも新しく今までのやり方が通じない場合もあります。

新人のつもりでイチから上司の説明を理解、行動していく必要があります。

以下では、特に転職者がしてしまいがちな嫌われる行動を挙げました。

確かに以前のやり方が効率を考えると良いかもしれませんが、入職してから間もなくそのような行動をするのはあまり歓迎されません。（マネージャーや管理職としての採用なら別）

まずは、現場でのルールをしっかりと自分に落とし込み、ある程度スタッフ同士のコミュニケーションが取れるようになってから、職場改善などの提案をしましょう。

決して、以前の職場の良かったことを吹聴しないように注意してください。

転職が失敗したと感じた瞬間5選

転職の失敗というのは、自分が思っていた”理想”と”現実”のギャップが大きかったときに感じてしまいます。

以下がギャップを感じやすい内容になります。

最低限、これらの内容を転職エージェントを通じて確認しておくと転職を失敗することはないでしょう。

業務内容が異なる、在宅業務など最近新たに新規事業を始めた

転職エージェントは、求人票から業務内容を判断するため実際の現場の業務をリアルタイムで把握していることはありません。

そのため、新規で業務内容が変わったタイミングで求人を出しているときには注意が必要です。職場見学の際には最近新しく変わった業務がないか確認することが重要です。

業務が増えるとその分、休日や勤務時間が変わる場合もあります。

人間関係、入職したときにいると思っていた人がいない

私は実際、職場見学のとき、説明をしてくれていた薬局長が入職した際にはすでに退職して別の人に代わっていたことがありました。

職場見学の際にいる人員を鵜呑みにしてはいけません。

勤務時間、残業が求人票と異なる

グループ薬局などの求人票は個々の薬局の業務形態を反映していないことが多々あるため、一般的な勤務時間や残業時間しか記載されておらず、実際に店舗配属したときに勤務時間がことなることがあります。

必ず、配属される予定の店舗の勤務時間を確認しましょう。

福利厚生、制服は持ち帰って自宅で洗う

制服は会社が業務提携したクリーニング業者に週1で回収され次週にはキレイな制服が届くというのがスタンダードですが、企業によっては自分で自宅に持ち帰って洗濯をしなければいけないところもあるため、細かな確認が必要になります。

月収が思ったより少ない

給与日や手当についてしっかりと確認をしないと、いざ給与日になり愕然とすることもあります。

求人票のからくりを逃さす給与がどのくらいもらえるのか確認しましょう。特に事前残業などが盛り込まれているとみかけの給与は高いのですが、事前残業時間を越えないと残業代が出ないパターンもあるので注意が必要です。

まとめ　理想の職場を目指して、自分のやりたいことを明確にする

日々の薬剤師業務の中で2-3年が一通りの業務を網羅できる期間とされています。

お手本となる先輩がいなくなったり、残業時間と収入の割が合わないと感じているなら、今一度自分の中での優先することを見つめ直しましょう。

初めての転職でわからないことがあって当たり前です。自分だけで行動するとせっかくのチャンスを棒に振ってしまうことも、一度の転職で理想の職場を見つけるには薬剤師転職サイトに登録するのがおすすめです。

特に初めての転職には薬キャリAGENTがおすすめです。詳しくはこちらをご覧ください↓

【個人ブログ】薬キャリAGENTをすすめる7つの理由、ランキングサイト50個の比較でわかる本当に利用すべき転職サイトとは？ ※当ｻｲﾄはｱﾌｨﾘｴｲﾄ広告を掲載しております。 薬剤師の転職を決める時は、ほとんどの人が転職サイトに登録して転職エージェント...